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Chitchat with Jennifer おしゃべりジェニファーの成長記

COP26を振り返ろう!何が決まったの?建物の果たす役割とは?

Q COP26で何が決まったの?

 

サイトーさん、カネコさん、教えてください!

 

 

 

 わぁ、突然だねジェニファー。どうしたんだい?

 

 

 

11月に英国グラスゴーで国連気候変動枠組条約第26回締約国会議 (COP26)が開催されましたよね。
当社もサスティナビリティに取り組む企業の代表として参加して、多くのディスカッションに登壇したと聞いていますが…どんな内容だったのか教えて頂きたいです!

 

なるほど。
今年のCOP26はとても注目度が高かったんだよ。なぜなら、2050年までのカーボンニュートラルを実現する上で、2030年までの10年間がとても重要視されているんだ。その最初のCOPだからとても注目されていて、当社もサスティナビリティに取り組む企業の代表として参加し、多くのディスカッションに登壇したんだよ。

 

多くのことが話し合われたのだが、その中でも最も注目すべきは1.5℃目標が公式文書に明記されたことじゃろう!
2015年のパリ協定では、「産業革命前からの気温上昇幅を、2℃を十分下回る水準で維持することを目標とし、さらに1.5℃に抑える努力をすべき」と定められていた。しかしその後、2℃までの上昇を許容すべきではないという声が高まったのじゃ。現在、すでに地球は1.1℃以上上昇してしまっている。1.5℃目標を目指すためには2050年までに世界の二酸化炭素排出量を実質ゼロにし、2030年までに2010年比で約45%削減することが必要なのじゃ。(※1)大幅な二酸化排出量削減に対する負担に反対する声も上がっていたことから、これまでに1.5℃目標について公式文書に明記されることはなかったんじゃ。

 

でも、米国バイデン政権発足をきっかけに、一気に世界中で1.5℃目標に対する意識が高まったんだよ!
今年の4月には米国主催で気候サミットがオンラインで開催されて、当社CEOのジョージ・オリバーさんも招待されたのは記憶に新しいよね。6月にはG7サミットのホスト国である英国が、気候変動を最重要テーマとして位置づけしたし、9月には、各国が見直した最新の2030年目標に基づいて世界全体の2030年排出量を条約事務局が計算し直したんだよ。そういう経緯で今年のCOP26では1.5℃目標をどうしたら達成できるのかという話に焦点が集まり、1.5℃以内に抑える努力を追求することがCOP26の場で正式に合意され、「グラスゴー気候合意」に盛り込まれて採択されたんだ。

 

そのような場に当社が招待されたり、講演を行っているというのはとても誇らしいですね!気候変動に建物やビルテクノロジーが果たす役割が注目されていることを感じます。

 

 

そうだね、環境省のデータによると、2016年時点で業務部門(事務所ビル、商業施設などの建物)からの二酸化炭素排出量は、日本国内全体の約2割を占めていたそうなんだ。かつ二酸化炭素排出量は66%も増加。建物の省エネが喫緊の課題であることは明らかだから、省エネによって使うエネルギーを削減し、創エネによって使う分のエネルギーをつくることでエネルギー消費量を正味ゼロにする「ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(Net Zero Energy Building)」、通称ZEBが注目されているんだよ。カーボンニュートラルを目指すうえで当社のビルエネルギーソリューションの果たす役割は大きいね。

 

 

日本も多くの国と同様2050年までにカーボンニュートラルを目指すことを宣言してますもんね!
私のお客様のなかには、事業活動で消費するエネルギーを100%再生可能エネルギーで調達するRE100(Renewable Energy 100%)加盟企業が増えてきていて。建物で使用されるエネルギーを削減するだけでなく、創エネにも取り組み、電力の自給自足を実現する建物にこれからは需要が高まっていきそうです!

 

今年の12月時点でRE100に加盟する日本企業は63社にのぼるそうですよ。その他加盟している企業は世界的な有名企業ばかり。これからは顧客や株主の信頼を得る上で脱炭素社会に向けた取り組みが必須条件となっていきますね。

 

 

 

そうじゃな、民間企業と政府、そして世界が一体となって取り組んでいかなければいけないな。

 

 

 

ますます自社で働く意義を感じられるようになりました!もっと勉強してサスティナブルな未来を築くために一歩一歩、頑張ります!!

 

※1:環境省 もっと先の未来を考えるエコ・マガジン エコジン(2021年5月26日更新版)-(最終閲覧日: 2021年12月21日)
http://www.env.go.jp/guide/info/ecojin/scope/20210526.html

 

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