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Chitchat with Jennifer おしゃべりジェニファーの成長記

コロナ禍で注目!感染対策に有効な「陰圧制御」って何?

Q 「陰圧制御」って何?

Hello ジェニファー!
コロナ禍になって「陰圧制御」という言葉を耳にするようになったと思いませんか? 

 

 

Hello アキラ!
コロナ患者の受け入れや治療に関する報道で「陰圧室」という言葉をよく聞きますネ。病院のお客様からも聞かれることは多いけど、その原理について正しく理解できているでしょうか・・・ 

 

じゃあ、まずは陰圧制御を含む「室圧制御」の原理について改めて学ぼうか。 

 

 

 

そうじゃな。

 

 

 

あっ、サイトーさん、カネコさん!

「室圧制御」は給気と排気の量を制御して、気流の方向をコントロールする仕組みのことですよね?

 

 

その通り。では、気流の仕組みについて改めて説明してもらえるかな?

 

 

 

えっと・・・「空気は常に圧力の高いところから低いところへ移動する」ですか?

 

 

 

正解じゃ。
「室圧制御」とは排気の量を増やして室内の空気の圧力を下げたり、逆に外から取り入れる給気の量を増やして室内の空気の圧力を上げたりすることで、 空気の流れをコントロールすることを指すぞ。

 

 

「陽圧制御」と「陰圧制御」ですね!

 

 

 

そうじゃ。「陽圧」と「陰圧」についてそれぞれ簡単に言えるかの?

 

 

 

えっと・・・
「陽圧」は「室内の気圧が外よりも高い状態」ですよね。「陰圧」はその逆なので、「室内の気圧が外よりも低い状態」デス!
 

 

 

その通りだね。
室内の圧力を上げることで、気流の流れが外向きになるようにする制御は「陽圧制御」と呼ばれる。この制御は室内の清浄度を維持したい場合などに用いられることが多いんだ。例えば病院の無菌室や、僅かな埃の侵入が影響を及ぼす半導体製造工場などに用いられることもあるね。

 

なるほど~
空気の流れをコントロールすることが病院などのウイルス感染対策に具体的にはどう役立つのデスカ?

 

 

様々な患者さんが共存する病院内では、感染症患者のウイルスを他の患者さんにうつさないことがとても大切じゃ。「陰圧」は排気量を給気量よりも増やして室内の圧力を下げ、気流を内向きに閉じ込める。そのため、感染症患者を隔離する上で、病室内を陰圧の状態に制御することが感染対策には欠かせないんじゃ。

 

 

更に「陽圧制御」を利用した無菌病室では、病院内の周囲の汚染から守るために抵抗力の弱い患者さんを逆隔離する。患者の方々の病状にあわせた室圧制御は、感染症対策の上で改めて注目を浴びているんだよ。

 

 

 

I see. 空調ソリューションは、温度や湿度だけでなく他にも重要な役割を担っているということですね?

 

 

 

そうじゃの。当社はVAV(Variable Air Volume/可変風量制御方式)制御を通じて空調の吹出し口から給気風量や吸い込み口からの排気風量を自由に設定・制御できるソリューションも提供しておる。個別に風量制御ができるから、必要な室圧制御をニーズに応じて行うことができるのじゃ。

 

 

それに今回のようなパンデミック対応として、室圧を急遽変更しなくてはいけない、という事態も想定されるよね。一般病棟として使用していた病室の室圧を制御することで陰圧病室に変更し、感染症病床として受け入れ数を増やすこともできる。こうしたフレキシブルな制御が医療現場を支えているんだね。

 

 

医療現場だけでなく、有害物質を扱う研究室や食料品工場、半導体製造工場など様々な現場で活用されているんですよね。目には見えなくても、室圧制御の果たす役割って大きいんだなぁ。

 

 

Wow,逼迫する医療現場や重要なインフラ施設の運営を当社のソリューションで少しでも支えられることができるなんて、嬉しいです!私ももっと勉強して、最適なご提案をお客様にできるよう頑張りマス。

 

 

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