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Chitchat with Jennifer おしゃべりジェニファーの成長記

センシング技術の進化で広がるIoTの世界

Q. センシング技術で何が変わるの?

サイトーさん、無線接続ができるようになるゲートウェイをジョンソンコントロールズがセイコーインスツルと共同開発したって聞きマシタ。テクノロジーの進化はすごいデスネ!




おお、ジェニファー。いつも情報が早いね。 このゲートウェイのすごいところはこれまで有線接続でしか繋がらなかった多くのセンサーを無線化し、設置や移設が簡単にできるようになったことなんだ。それに、今までビルオートメーションシステムへの無線接続は2.4GHz帯という電波周波数対応のセンサーが使われていたんだけど、今回のゲートウェイが対応しているのは920MHz帯。電波の到達距離も格段に伸びたし、障害物にも強い電波だから、更に繋がりやすく安定的に接続できるようになったんだよ。



That’s great! センシング技術がワイヤレスでパワーアップしたのデスネ★



 

今回で言えば、気温や湿度、照度、CO2排出量といった様々な情報をセンサーが読み取り、その情報がゲートウェイを介してワイヤレスで収集され、Webベースのビルオートメーションシステムで管理できるんだ。こうした 無線センサーから情報を収集可能にするネットワークのことを「ワイヤレスセンサネットワーク(Wireless Sensor Network: WSN)」というんだよ。これまでも何回か話してきたIoT(インターネット・オブ・シングス: モノのインターネット)の進化にはこうしたセンシング技術の進化が欠かせないんだ。センシングは、リアルな世界とインターネットを繋ぐ、架け橋の役割を担っているからね。



 
I see. 様々な情報がワイヤレスセンサネットワークでやり取り可能になれば、ビルの室内環境をより細かくモニターして、見える化や制御に役立てることができそうデス!




そうだね。 ところでジェニファーは「ユビキタスネットワーク」という言葉を聞いたことはあるかな。

 

 

ユビキタス・・・ナンデスカ?

 

 

「ユビキタス」(Ubiquitous)とは、「いつでも、どこでも、何でも、誰でもアクセス可能なネットワーク社会」のことを指し、80年代後半に出てきた言葉で、IoTの原点といわれているんじゃよ。

 

 

Hi, カネコさん★ おなじみの突然の登場デスネ!

 

 

うむ。ジェニファーはわしと違い、小さいときからインターネットが身近だったじゃろうが、インターネット導入期というのは、ネットワークの範囲に限りがあった。パソコンの前にいなければインターネットと繋がることはできなかったし、ネットワークを利用できる端末もパソコンだけに限定されていただろう?。



ソウデスネ。確かに、「いつでも、どこでも」は、あまりありませんデシタ。

 

 

それが、技術の発展によりネットワークの域はぐんと広がり、今では外出中や移動中だけじゃなく、例えば家庭内ではお風呂、寝室、台所等、ネットワークを利用しなかった場所での利用が可能になった。わしらの時代じゃ考えられん!更に、データ通信はADSL、FTTH等のブロードバンド回線、3G携帯電話、無線LAN、ブルートゥース(Bluetooth)などに多様化し、こうしたデータ通信のできる端末はテレビ、冷蔵庫や洗濯機等の家電などにも広がった。これが第四次産業革命、インダストリー4.0に繋がるんじゃよ。



インダストリー4.0?





インダストリー4.0はIoTからAIなどを利用し、「自動制御」された生産システムやスマートファクトリーを指すよ。 つまり、人を介せず、センサーから得た情報をもとに自律的に設定を変更したり、必要なアクションを判断する高度な製造現場の実現だ。



Hmm... センシング技術で蓄積されたデータがKEYになりそうデス。





その通り! これからの社会が目指すのはセンシングの技術を利用して、利用者やモノの状況・情報を取得し、人を介することなく最適な設定を調整可能な社会なんだ。




ここに人工知能、AIが絡んでくるんデスネ?

 

 

そう。センシングできるデータの種類、量、幅が格段に向上し、蓄積されたビッグデータがAIに解析され、IoTにフィードバックされるというわけだ。




なんだかすごそうデス……。これからのオフィスはどうなるんでしょう?

 

 

 

人の心拍数や血圧、体温、目の動きといった、生きている証(バイタルサイン)を計測するバイタルセンシングを活用する事で、オフィスの室内環境は、もはや快適性や省エネ性だけでなく、体や心の健康「ウェルネス」の実現まで考慮するようになっているよ。そのような建物を評価する「WELL認証」も注目を集めている。オフィスだけでなく、医療施設や教育施設など、あらゆる建物がどんどんスマートになっていくだろうね。




How wonderful! ますます未来が楽しみデス!とっても勉強にナリマシタ!


 

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