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Chitchat with Jennifer おしゃべりジェニファーの成長記

AIは社会をどのように変えていくか

Q 音声認識技術の進化が未来にもたらすものは?

カネコさん、お久しぶりデス。アキラと無事にアメリカから戻りました。本社での営業研修は世界中からセールス担当者が集まって刺激を受けましたし、最新のビルオートメーションシステムを実際に数多く見られて、とても勉強になりマシタ!ところでカネコさん、アメリカでワタシ、新しいモノを発見しました、ちょっとお聞きしてもいいデスカ?


おぉ、アメリカ出張はいい経験だったじゃろ。何か、興味をひくものでもあったのかな?




ハイ。ミルウォーキーのオフィスで我が社が開発している「GLAS」という製品を見せてもらったのですが、カネコさんはご存知でしたか?




ボクも見せてもらったのですが、シンプルなデザインでとってもかっこいいんですヨ!しかも……。




音声認識装置がついていたんじゃろう。




Oh!さすがカネコさん!ご存知だったのですね。




「GLAS」は、マイクロソフトが開発した音声認識型パーソナルアシスタント機能「Cortana®」を採用して当社が開発した次世代サーモスタットじゃ。これからはAIを活用してスマートホーム市場にも活躍の場を拡げて居住者の快適性を向上させたいという、我が社の方向性を示唆する最新例のひとつじゃよ。2人はなかなかいいところに目をつけたぞ。

 

ナルホド。最近、いろいろなところでAIが話題にのぼりますが、「GLAS」も我が社のそうした戦略のひとつだったのですね。




そのとおりじゃ。ちょうどいい。今日は、今後さらに発展が期待されているAI技術と、それを活用することでどのような未来が考えられるかについて少し話してみようかな。



アリガトウゴザイマス!AI、賢いですけど、ワタシも負けませんよぉ~。




AIといえば、ロボットや自動車の自動運転などでよく耳にすることが多くなったが、これらは認識技術の向上によって、今後さらに高度なものになると言われておるぞ。なかでも近年では音声認識技術が著しく進歩して、我々の生活面に身近なものも多くなっておる。たとえばAppleのiOSに搭載されている「Siri」や、Android OSの「Google Now」、NTTドコモが提供する「しゃべってコンシェル」のようなパーソナルアシスタント機能は、今では誰もが気軽に愛用しておる。

Oh, yeah!ワタシも毎朝今日のお天気をスマートフォンにおたずねしていマス。




このほかにもユーザーからの語り掛けに応えて、テレビやステレオ、コンピューター、あるいは家電製品などを操作できるスマートスピーカー、音声認識家電なども一般に浸透してきてるじゃろ?



Humm…どんどん近未来が現実になってきてマス。




音声認識技術は、ほかの技術と組み合わせることで、さらなる価値も創造しているんじゃ。たとえば、人の自然な話し言葉を解釈したり、生成したりする「自然言語処理」。データから特定の単語やフレーズを抽出し、データに含まれる情報を要約する「情報要約」。自然言語処理で解析された情報をもとに会話のなかに含まれる単語や声の抑揚などを手掛かりとして、話し手の感情を推測する「感情認識」などの技術が進化しておる。また、人間の子どもが自ら学んで知識を獲得していくのと同じような学習能力を、ソフトウェア的に再現する「マシンラーニング」と呼ばれる技術を実用化する試みも、近年になって積極的に行われているんじゃ。マシンラーニングでは人間や動物などの脳神経の動きを模したモデル(ニューラルネット)でデザインされ、特定の分野においては人間の判断能力をはるかに超えるパフォーマンスを発揮することができる「ディープラーニング」の研究も進められておるぞ。

音声認識技術は、どんどんと進化、いや「深化」しているのですね。でもこれは、IT技術の話ですよね。我々はこうした技術をどのように取り込んで、社会を豊かにしていくかが問われているということでしょうか。



おぉ、なかなか鋭いことをいうな、アキラは!現実にも様々な業界でAIの活用は進んできておる。たとえば、近年人手不足が深刻な建設業界では、設計や施工の段階で人間が行っていた図面設計や、検証、修正、法規制などの膨大な情報のチェック作業などを自動化するなどの活用がされているんじゃ。



Great!!ワタシたちの暮らしのミライも変わっていきそうですネェ~。




さらにAIが進化すれば、我々の想像を超える新たな時代がやってくるとも言われておる。シンギュラリティという言葉を知ってるかな?日本語では技術的特異点と訳されるのじゃが、AIが人の知能を超え、AIがより優秀なAIをつくっていく。つまりコンピューターが人間の脳を超える転換点のことなんじゃ。コンピューターが人間の知能を超えて“超知能”を獲得したとき、人間はどのように生きていけばいいか…この言葉を提唱したアメリカの人工知能研究者で世界的な権威のレイ・カールワイツはその転換点を2045年と予測しておるぞ。さらに2030年、2040年と、もっと早く訪れるという説もあるんじゃ。

えぇ~、ボクたちまだまだ現役じゃないですかぁ。ちょっと不安になってきました。




大丈夫。きっと面倒な仕事はAI任せで、ラクラクよ!





ふおっふおっふおっ!さぁどんな未来になるか楽しみじゃな!





僕たちに任せてください!!今よりずっとすばらしい未来を創ってみせますよ!

 

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