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オープンシステムとは

用語解説

ビル管理システムの「オープンシステム」とは?
オープンシステムとは、様々なメーカーのシステムや機器を組み合わせて構築されたビル管理システムのことです。ビル設備システムはメーカーごとに独自の通信プロトコルを使って接続されていたため、同一メーカーの製品を使って構築される「クローズドシステム」多かったのですが、そのような制約を取り払うべく、どんなメーカーを選択しても、相互接続できる共通の通信規格「オープンプロトコル」が誕生し、オープンシステムが構築できるようになりました。
本コラムでは、当社でいち早く導入し、業界の標準となりつつあるオープンシステムについて解説します。

オープンシステムとは

最近お客様から「オープンプロトコルに興味がある」と言われることがあるんですけど、“オープン”=誰でも許可なく自由に使えるということでしょうか?

“オープンプロトコル”はこのビルディングオートメーション業界で働く人間なら絶対に覚えておかなくてはいけない重要キーワードだよ。
ひと言で言うと、どのメーカーでも使用することのできる仕様が公開されている通信規格ってとこかな。これを導入することでたくさんのメリットがあるんだ!
そして、オープンプロトコルを使用したビル管理システムを「オープンシステム」と呼んでいるよ。

Hmmm…なるほど!具体的にどんなメリットがあるんデスカ?

オープンシステムを採用すれば、特定メーカー製品に依存せず、多様なメーカーの製品を組み合わせることができる。
そのため、より優れたシステムが構築できて、施設のパフォーマンスの向上やコスト削減も可能になるんだ。

クローズドシステムとオープンシステムの違い

それは良いことデスネ~。でも、複数の製品が組み合わさることによって今までのシステムより複雑になってしまうといったことはないのでしょうか?

それは安心したまえ!むしろ従来よりも便利になるよ。
まず特筆すべきは、オープンシステムはインターフェースが必要ないということだ。
あとは複数メーカーの製品を適材適所に応じて選べることで、より自由度が増すといういうメリットもある。

POINT

特定メーカーに依存したクローズドシステムの場合は、他システムと接続する際にインターフェースが必要になるが、オープンシステムの場合はインターフェースがなくても接続が可能になる。

代表的なオープンプロトコル

Great!オープンプロトコルっていくつかあるんデスカ?中でも代表的なものを教えてほしいデス!

1995年に規格化された「BACnet®」が代表として挙げられるかな。「BACnet®」は世界の主流となっており、ビルシステムの連携をスムーズに行うIP接続や、MS/TP、ZigBee®などの機能を持ち、うちのMetasys®と組み合わせることで、ビルの管理がより効率的に行えるんだ。

BACnet®(Building Automation and Control Networking Protocol)とは

ビルオートメーション(BA)において理想的な運用を実現するためのビルディングネットワーク用の通信プロトコル規格であり、2003年には国際標準規格ISO16484-5として規定された。
ビル制御プロトコルのデファクトスタンダードとして、ビルの効率的な運用とセキュリティを実現するための重要なツールである。

POINT

当社ではサブシステム間のBACnet IPからフィールドデバイス間のBACnet MS/TPまで、一貫してBACnet®で提供が可能である。
さらに、BEMS施設群の大量のエネルギー使用データを収集したデマンドレスポンスも可能になる。

Thank you!! オープンシステムにはメリットしかないですね! 

かつてはあえてクローズドにすることで、メーカーは自社製品による囲いこみができたのだけど、製品の多様化が進んで最近はオープンシステムが主流になりつつあるね。
スマートビルの実現やスマートシティの構築にも、オープン化は欠かせない重要な要素の1つと言える。

建物単体だけでなく、その先には私たちの住む街や地域全体のエネルギーマネジメントにもつながっているんですね。
オープン化によって社会全体がもっと快適に、もっと環境に優しくなれるといいですね!

関連情報

ビルオートメーション

既存設備と円滑に連携できるオープンで拡張性の高いビルオートメーションでスマートビルを実現します。

ビル省エネサービス

エネルギー管理士などプロ視点から、エネルギー効率化戦略の立案支援、法令対応、補助金申請のサポートを提供します。