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ミシシッピ州オックスフォード高校

ジョンソンコントロールズ ビルディングシステムズはグローバルで700ヵ所以上の拠点を構え、100万社以上のお客様とお取引をしています。学校、病院、商用ビルや工場など、あらゆる施設や建物が、当社の統合的なテクノロジーとソリューションによって効率性、サスティナビリティ、および収益性を改善、多くのお客様から信頼を得ています。そんな数あるプロジェクトの中から今回は、最先端の教育機関の新たな取り組みをサポートした当社のアメリカでのプロジェクトをご紹介します。

【前編】では、Metasys®ビル管理システムにより、エネルギーの効率化で大幅なコスト削減のめどがたった学校建築。しかし、新しい学校には最先端のネットワークで構築されたIT環境の整備も必要でした。【後編】では、「つながって」いて、かつ安全な学習環境づくりに向けた当社の貢献についてご紹介します。
 
プロジェクトのハイライト
  • エネルギー量の削減
  • 1対1のデジタル教育
  • セキュリティーと安全の向上
  • 地域レベルのシステム標準化

つながれた」学習環境の創造



新しいオックスフォード高校が目指したのは、学校中にWi-Fi接続が整備され、どこでもビデオストリーミングが利用でき、70インチの大型液晶スクリーンがすべての教室に設置され、生徒全員にノートPCが行き渡る、といった「つながれた」教育環境です。
この目標を最も効率的に実現する現実的な方法として、高校はジョンソンコントロールズを単独のテクノロジー調達業者に指名しました。そこで当社では、いくつもの業者のITシステムを統合して管理する技術保障契約(Technology Contracting™)* を提案しました。この仕組みを利用することで、通常8~12%の初期コストの低減に加え、長期的な運用コストやユーティリティコストの削減が実現され、複数の業者のシステムを管理する煩雑さから開放されます。 

*米国で実施しているサービスとなります。 

 


ここで、ジョンソンコントロールズでは次のような役割を担います。
  • ž 重複したシステムや配線を排除するための設計段階での助言
  • ž ネットワーク基盤および関連するITシステムの導入に伴うリスクの検討
  • ž 建物全体のIPベースの部品やシステム関連の納入業者・メーカー間の調整役
  • ž 防火設備やアクセス制御に関する最新技術の導入
  • ž 責任をもって確実に納期を厳守させ、納品後の性能テストを実施

こうして、関係各方面の調整を図りながら建設を進行させ、将来的に地域内の別の学校とのシステム統合を実現する土台を築くことにもなりました。

 

確実に安全で安心な学校環境


今の時代、学校には生徒も教師も安心して学び、教えられる環境が何よりも求められています。新しいオックスフォード高校では保安面や安全面を最優先に設計され、技術保障契約モデルによってセキュリティから防火、アクセス制御まで、最先端の技術を導入することが可能になりました。 さまざまなリスクを低減し、学校内で安全に過ごせるよう、セキュリティ管理システムにはジョンソンコントロールズのP2000が導入されました。P2000セキュリティ管理システムは、学校内への人の出入りを監視し、建物へのアクセスを制御して、保安担当者や学校関係者にリアルタイムでデータを提供します。生徒一人ひとりにIDバッジが発行され、これがなければ建物の入退室はできません。監視カメラで施設のあらゆる場所をモニターし、行動を記録します。また、構内に設けられたデジタル掲示板やインターコムシステムで、必要な情報はリアルタイムで常に生徒や教師に知らされます。 さらに、緊急時やセキュリティ侵害が発生した場合には、ボタン1つ、ワンタッチで建物を封鎖し、緊急救援要請をかけられるため安心です。マイク・マーティン校長は「緊急救援といって、誰が来てくれるのか尋ねました。消防か警察への緊急電話のようなものかと。すると、担当者は、全てだと答えました。ボタンを押せばあらゆる方面から緊急救援のために駆けつけてくれるのです」と語りました。

オックスフォード高校の事例は、従来の予算編成のやり方で資金が不足していたとしても、妥協する必要などないことを実証しています。オックスフォード学区 の管理責任者、ブライアン・ハーベイ氏は、「一言で言えば、為せば成る、ということです。新たな学校建設を計画する場合、今回の方法は施設の質を高めた り、改善したりするための素晴らしい手法だと言えます。この方法を取らなければ、目標を実現することはできなかったでしょう」と振り返ります。

2014年1月、新しくなったオックスフォード高校の門を、1,000人を超える生徒がくぐりました。ジョンソンコントロールズの協力を得たことで、高校では次のような成果が見込まれることになりました。 
  • 年間で、通常の家庭200戸分に相当するエネルギー量を削減
  • 年間、537エーカーの松林によっての吸収される量に匹敵する二酸化炭素排出量の低減
  • エネルギーコストと運用コストを合わせ、今後15年間で600万ドルの経費削減
  • ミシシッピ州内の高校として初めて、米国グリーンビルディング協会のLEED®シルバー認証を取得

即時的なメリットから将来的に予想される削減コストまでを含め、Metasys®ビル管理システムの標準化と高出力のIPネットワークを地域全体に拡張することによって、極めて大きな利益が見込めることから、オックスフォード学区では高校の古い校舎の改修を決定しました。そして、今後おそらく、地域の他の建物の改修も進めていくことになるでしょう。