最高の快適空間を実現する「WELL認証」
WELL認証とは、「身体的、精神的、社会的に良好状態である」という意味で使用されている、ウェルビーイングの観点から建物を評価した制度です。
本コラムでは、ウェルビーイングの観点から建物を評価したWELL認証制度について解説します。
ウェルビーイングやWELL認証を最近また聞くようになりました。
コロナが落ち着いて出社する人も増えたので、オフィス環境を重要視する企業が増えたせいかもしれませんね。
そうだね。
WELL認証とは「身体的、精神的、社会的に良好状態である」という意味で使用されている、ウェルビーイングの観点から建物を評価した制度で、WELL認証を取得した建物や施設は、快適で生産性が高まる空間と言われているね。
WELL認証はDelos社が評価システムを開発しており、公平性を保つために、米国の認証機関IWBI(International WELL Building Institute)が運営している。
いくつかある認証のうち、日本では、より良い建物を通して人の健康をサポート、向上させるための10のコンセプト(空気、水、食物、光、運動、温熱快適性、音、材料、こころ、コミュニティ)で構成されている「WELLv2」と、コロナ禍で新たに公開されて、感染対策に特化した「WELL HEALTH-SAFETY RATING」が普及している。
10のコンセプトは、「空気」だと空気質の向上や微生物やカビの抑制、換気性などが必須だったり、「光」だと自然光や照明が評価項目として挙げられている。
中国上海と米国ウィスコンシン州グレンデールにあるジョンソンコントロールズの2つのグローバル本社ビルはWELL健康安全性評価を2年連続で獲得しましたね!
うんうん。
当社がサポートさせていただいた米国オハイオ州 クリーブランドの競技場ロケット・モーゲージ・フィールドハウスでは、当社の「OpenBlue Healthy Buildings(英文)」のソリューションがWELL認証取得に貢献につながったと記載されているよ。
ジョンソンコントロールズには認証取得をサポートするWELL認証コンサルタントが在籍しています。
IWBIとの連携も強化しており、健康的な室内環境整備を通じてお客様の認証取得を支援します。