タイコとの統合が完了、新たな成長フェーズへ!
安全で快適、そして持続可能な世界を創出するというビジョンを掲げ、新生ジョンソンコントロールズはタイコとの統合を9月2日に無事に完了しました。また、10月31日付けで自動車用シート事業を分社化し、アディエント(NYSE: ADNT)が誕生、全世界に75,000名の従業員を擁する上場企業として、独立しました。
一連の改編によってジョンソンコントロールズは、従業員数135,000名、年間売上高300億ドルのグローバル企業として、自動制御、防火、セキュリティ、HVAC、エネルギー貯蔵など幅広い分野で業界トップクラスの製品、技術、サービスを大規模組織や政府機関から商業ビル、小売店舗、産業用、小規模企業、住居まで、多彩なエンドマーケットに提供します。また、タイコとジョンソンコントロールズのビル業界における基盤を一体化することでクロスセリング、営業所や販売チャネルネットワークの補完、さらに強固な双方の既存事業の展開がグローバルに拡大することとなり、成長機会の早期実現が期待されます。
新会社は、長期的にはスマートビルやスマートキャンパス、スマートシティ向けの新たなテクノロジーやビジネスモデルを推進していくと同時に、高度なデータ解析やコネクティビティによって実現し、小売り向けソリューションやコネクテッドサービス事業などの戦略的な高付加価値サービスを提供していくことのできるユニークな企業となります。また、世界最大級のエネルギー貯蔵基盤を備えることになり、広範な技術を擁して拡大する世界のエネルギー貯蔵市場に製品やサービスを提供できるようになります。