さまざまな稼働部品で構成されているポンプは、空調に限らず施設内の衛生・消火設備など、多種多様な用途とシーンで使用されています。ポンプのように駆動部・摺動部のある機器には定期的な整備が必要です。
モーター・ポンプそれぞれを分解し、消耗部品を交換します。通常、当社が提供するポンプ整備には以下の作業が含まれます。
○ポンプ側
ベアリング交換、ケーシング内部ケレン・防錆塗装、カップリングボルト・ゴム交換、 主軸交換、シール交換、芯出し調整
○モータベアリング交換・外部塗装
※上記内容は一般的なケースであり、ポンプの種類や状態によって変わります。
既に部品供給が終了しているポンプや、部品交換では対応できない状況の場合はポンプ本体を更新します。
ポンプの能力よりも負荷が低い場合や、ポンプの負荷変動が多い用途の場合は、インバータを導入する事により省エネ化を図ることが可能です。当社ではインバータを導入することによる省エネ効果の計算やインバータの調整、インバータの持つ各種情報のビル管理システムへの取り込みまで、トータルでの提案が可能です。
負荷流量と配管抵抗を計算し、インバータでは対応できない負荷領域の場合はポンプ自体を小型化する事により省エネを図ることも可能です。また、負荷によっては羽根車を小型化して対応するケースもありますので、詳細はお問い合わせ下さい。
グランドパッキンを使用しているポンプをメカニカルシールに変更し、軸冷却用水と軸動力を削減します。グランドパッキンの増し締めやドレン廻りの清掃作業が不要となり、省エネにも貢献できます。機種によってはメカニカルシールに変更できない場合がありますので、詳細はお問い合わせ下さい。