科学的研究は、精度の高さと精密さに左右されます。こうした化学開発の発展のためには、ミッションクリティカルな施設の整備が極めて重要です。人生を変えるヘルスソリューションは、効率性の高さを求めるインテリジェントな研究による副産物とも言えるでしょう。
しかし、最新技術を取り入れた、独立した研究所を設立するには多額の資金と多くの作業が必要です。共有スペースモデルの「スマートラボ」を利用する組織が増えてきたなかで、過剰設備や非効率な空間の使い方を解決する必要性が増しています。
そこでジョンソンコントロールズのインテリジェント ラボは当社の専門知識を活かし、競争力が高い優れた研究所の整備を可能にする、最適化およびカスタマイズされたソリューションを提供します。
インテリジェント ラボソリューションは、インフラやサービスプロバイダーに左右されません。つまり、研究施設で現在お使いのセンサーを活用し、これまでにはできなかった情報の収集や分析情報の提供が可能となります。
ソフトウェアプラットフォームは、バッジ、アセットトラッカーなど、様々な研究所のデータソースからリアルタイムにデータを収集し、ユーザーの動き、利用状況、および重要な機器のランタイム、および微気候に関する分析情報を提供します。
研究施設の空間、機器、および環境の解析および分析情報を収集し、研究所職員や所長が必要な情報を得た上で、研究所の効率性を高め、効果的な決断を下すことを可能にします。
研究所設計に関する決断をリアルタイムで
空間再配置に関するリアルタイムのフィードバック
資産管理の最適化
過剰設備、および欠如している設備を把握するためのデータを提供します。
微気候の検出
実験結果を左右する規定外温度を検出し、従業員が快適で、生産性を高められる理想的な作業空間を形成します。
必要なアイテムを迅速に見つける
モバイルアセットをリアルタイムで表示し、カートやピペットなどのよく使用するアイテムを探して回る時間を削減します。
ジョンソンコントロールのインテリジェント ラボアプリケーションが提供するデータ主導型の分析情報を活用して、使用頻度に基づき機器を最適化することができます。同アプリケーションは API を搭載しており、機器の使用データ、およびお客様の機器予約システムを活用してリアルタイムの可用性を提供することができます。このため必要な情報を得た上で、機器の再配置に関する決定ができ、研究所職員は長時間待つことなく、研究所のカレンダーを管理できるようになります。
同アプリケーションは、様々な機器の使用傾向に基づき研究所内の効率化を図るインテリジェントデータを提供します。これにより、機器の場所および設置空間に基づき、ワークフローを効率化できます。正しい順序に機器を配置することで、研究所職員は装置間を行き来する無駄な時間を省くことができ、高い生産性を実現します。
ジョンソンコントロールズのインテリジェントラボは、使いやすさを追求した、効果的なコラボレーションプログラムの為の空間を提供します。同ソリューションは、「近接イベント」に関する統計情報を通じてコラボレーションの正確な測定を行い、メタデータを使ってコラボレーションのタイプを把握します。この情報は、協調プログラムの効果を測定し、研究所職員がより適確なロードマップを将来考案するために役立ちます。
このソフトウェアは研究所に「誰が入所し、誰が退所したか」を把握するだけでなく、潜在的な不正侵入を検出し、制限された場所への不正侵入を防止し、不正侵入者によって指定外の場所に持ち出されたかを追跡することができます。また、通常の営業時間外に一人で働いている人物を特定したり、緊急時のアシスタントオプションも提供し、施設の健全性と安全性を向上させます。
業界で130年以上の経験を持つジョンソンコントロールズのビルテクノロジーおよびソリューションは、総合的なビルテクノロジーのポートフォリオを備えています。当社は幅広い専門知識を元に、ジョンソンコントロールズ インテリジェント ラボを開発しました。このツールは、セキュリティシステム、エネルギー管理、防火、および 冷暖房空調設備 など、あらゆる設備を統合して、次世代のスマートビルの開発に役立てることができます。
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