宇都宮市庁舎

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栃木県宇都宮市


3期にわたる大規模なリニューアルで中央監視システムおよび空調制御の機能を刷新

東北自動車道、東北新幹線、北関東自動車道など、東日本および首都圏を対象とする交通網の相次ぐ整備により、宇都宮は東京を拠点とする南北および東西の動脈の結節点として近年ますますヒトやモノの交流が活発になっています。JR宇都宮駅西口から西に延びる大通りを直進し、右手にある二荒山神社を過ぎて交差点を左折、市の木である銀杏並木の美しいシンボルロードを南下すると宇都宮市庁舎に突き当たります。東側に宇都宮城址公園を望む宇都宮市庁舎は、地上16階・地下2階・塔屋2階の庁舎棟と地上7階の議会棟で構成され、議会棟の3階および5階部分が連絡通路によって庁舎棟と結ばれています。落ち着いた色調のタイルの外壁が周囲の緑と美しく調和し、市民とともに歩み続けた築18年の歴史と風格を漂わせています。「平成10年に初めて行った本格的な建物診断時より改修の必要性は表面化していたのですが、予算などの理由により実施が見送られていました。そして、平成13年の再診断では、中央監視設備を最優先で着手しなければならない結果を得ました。ところが今回もまた予算面で苦労しまして」と宇都宮市管財部管財課管理係の専任主査である山本 豊氏。予算獲得という厚い壁に悩んでいる状況を察した当社は、リース契約を利用した見積を提案。今回のリニューアル計画の着手決定へと導いたのです。

「捻出した短い時間に決められた工事を集中的に行うわけですからジョンソンコントロールズにはずいぶん無理をお願いしましたし、助けていただきました」
宇都宮市管財部管財課管理係 専任主査 山本 豊氏

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