電源開発EAGLE プラント
実証試験システム(酸素吹石炭ガス化複合発電方式)の概要。当社はCO2の分離、回収技術で貢献
当社、冷却装置の一部であるSABROE製圧縮機
左から電源開発株式会社 舟山氏、中村氏、木村氏、千代田化工建設株式会社 鍛冶氏
電源開発Eagleプラント
当社冷却装置が2台導入されているCO2分離回収設備(物理吸収法)の外観。高さは約50m
石炭ガス化複合発電実証プロジェクトに冷却ソリューションを提供
- 多目的石炭ガス製造技術開発(EAGLE)向け石炭ガス化複合発電(IGCC)のCO2分離回収技術に必要な、高効率冷却装置の導入
- ライセンサーの基本仕様や日本の各種規制に準拠した、互換性のある冷却装置の導入
- CO2の物理吸収において幅広い冷却温度のもとでCO2吸収液の実証データ取得
- 短期間での施設立ち上げ
ソリューション Johnson Controls solutions
- CO2の物理吸収で用いられる冷却装置としてSABROE製圧縮機を搭載した冷却装置をカスタマイズして納入し、データ取得のための幅広い冷却温度変化に対応
- 開発チームと連携した高い技術レベルと迅速なサポート力の提供
成果 Results
- 短納期での設備導入を実現し、プロジェクトは順調に進展
- 設計要求どおりの機能・性能を発揮し、実証試験に必要なデータを着実に蓄積
- 実証試験で取得したデータを活用し、石炭ガス化技術の商用化に向けた次のプロジェクトに着手
「CO2分離回収時の消費電力を最小化するために
高効率な冷却システムは重要なファクターです」
電源開発株式会社 若松研究所
石炭ガス化研究グループ 課長 中村 郷平氏